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​理事

​根本 惠理子

​Eriko Nemoto​

毎年入ってくる新人選手、その数と同じ数の選手が戦力外となる厳しい現実。

彼らの就職の役に立ちたい。

私は野球選手の妻として13年ほど専業主婦をしていました。

勝ち星をあげたとき、チーム全体で優勝旅行に行くなど、数々の楽しい思い出もありますが、やはり一番に思い出すのは1年ごと、年末に球団と来期の契約を結ぶ時のことです。

その年の成績によって来期の契約有無が決まります。毎年その時期は何をしていてもどこか上の空になってしまうほど不安を抱えていました。 そして現役11年目を迎えようとした時に、ついに戦力外通告を受けました。当時主人はまだ31歳、娘たちも幼く、来年からどのように生計を立てていくのかと目の前が真っ白になったことを覚えています。

主人の場合は大変恵まれており、当時の球団幹部の方から球団に残り裏方としてチームを支えるよう、そして選手とは異なる角度から野球を勉強するよう声をかけていただきました。

現役時代は野球だけやっていれば良かったのですが、裏方になったらそうはいきません。主力選手のバッティングピッチャーを終えたらバックネット裏でスコアを付け、終了後データを分析し、次の対戦相手の資料作りと寝る暇もない様子で、体調を崩さないようにと選手の時以上に気に配りました。

主人は西武ライオンズのスコアラーとして30年近くお仕事をさせていただき私も沢山の選手と関わってきました。そして毎年入ってくる新人選手、その数と同じ数の選手が戦力外となる厳しい現実も目の当たりにしてきました。 ​

 

私は2006年に人材派遣会社を立ち上げましたが、当時からいつか微力ながらプロスポーツ選手として活躍した後の、彼らの就職の役に立つことができれば、との思いがありました。

あれから14年、主人とともにこの社団法人を立ち上げることができました。

アスリートの方が、スポーツと異なる世界においても成功を引き寄せることができるよう、様々なサポートをしてまいりたいと思っております。